ニューヨークでは実に色々なバイトがあり、全生活費を賄っている人が相当数いるのも事実です。

*F-1やM-1など就労が禁止されているビザでのバイトはもちろん違法です*

 

まず、短大・大学・大学院に在学中のバイトをしたい皆さん、学校内でのバイトとCPTを考慮してみて下さい。

このページで紹介されている職種よりも、それぞれの専攻と才能に適した(かつ時給も高い)違法ではないバイトが色々あるからです。

そして理系の人はTutorがお勧めです。プログラミングができるIT系の人やグラフィックデザインができる人も、このページ以外のバイトを

ぜひ試されることをおすすめします。チャンスとそれを活かせる才能があるわけですから。

 

最近は、NYまでの旅費と、数か月分の当面の生活費だけ持って渡米してくる若い学生さんもどんどん増えているみたいですね。

夢いっぱいで来るそんな人達を、管理人も応援したいですが、如何せん、学生ビザでの就労は法律違反で罪に問われます。

それだけはどうか絶対に忘れずに、そして将来のプランをきちんと立てた上で行動してくれるよう願っています。

自分の夢を叶える為にも、絶対に超えてはならない境界線があるはずです。それをしっかり守って下さい。

 

さて、バイトといえどSSN(Social Security Number)が必要な所もありますし、支払いがチェックのみの所もありますが、

大抵はSSNもいらないし、現金払いです。(支払いは月に1回、月に2回、週に1回、日払い、とまちまち)

もちろん日本のバイトの様に、事前の面接やトレーニングなどもある所が多いです。

 

[日本食レストラン]

日本食屋のウェイター・ウェイトレスは一番メジャーなバイトでしょう。

男女共に誰でもでき、日本語が話せれば英語はそこそこでも大丈夫な所が多い。

深夜・早朝までやっているダウンタウンの若者系のお店や、ミッドタウン系のお局がいてランチ・ディナーの2交代制のお店などがある。

時給が安かったりゼロだったりで、基本はチップで成り立っている。お店や人によっては一日で$50~$200あたりが平均でしょうか。

性別・年齢は各お店によって多少の制限はありそうだが、基本老若男女やってます。ウェイトレス歴10年強のお局さんも普通にいたりします。

お酒を扱う居酒屋系は、お酒の単価が高い+消費量も高い=Tipも高くなる傾向の様です。

ニューヨークには本当にたくさんの日本食レストランがあり、選ばなければ来たその日から働くことも可能でしょう。

(その場合、ある程度英語ができないと難しいでしょうが・・・)

 

[ピアノバー]

学生の女の子が結構やっているこれまたメジャーなバイト。基本若く見える女性なら大丈夫っぽい?(35歳くらいでも普通にやってる)

日本食屋に比べ、時給が高い、駐在員や有名人とお付き合い・結婚もできたりする(例:某スポーツ選手の奥さんとか)、などの利点が。

Tip制ではなく、同伴、ボトルキープ、指名などで小金を稼ぐシステム。タクシー代が出たり、ドレスが借りれたり、もあるそう。

日本のキャバ嬢の様に、がっつりお客さんと絡む所や、バー越し接待、さらには露出・おさわり系などもあり。

(売春系で表立っているのは日系は少ない感じです・もちろん売春は違法です)

不倫や援助などドロドロした話も聞こえてきます・・・。英語?全く必要ありません。日本語とキャピキャピさです。

お店・人によって違いますが、一日で$80~$300あたりが平均でしょうか。

男性の黒服・マネージャー系のバイトもあり。

 

[バーテンダー、バスボーイ]

バーテンダーはライセンス有っても無くても、結構稼げるバイトでしょう。日系はもちろん、アメリカ系クラブやバーもコネなどが

あればいけたりします。日系でも英語は結構できないとまずいですね。お客の大半はアメリカ人ですから。(ピアノバー除く)

バスボーイは大きめのバーやクラブ、ライブハウスなどで、バーテンダーのヘルプやフロアの清掃なんかをやる人です。

バーテンに比べてお給料は弱冠安いでしょう。

お店・人によって違いますが、バーテンダーであれば一日$80~500、バスボーイだと一日$50~200くらいでしょうか。

(アメリカ系の有名なバー・クラブ等のバーテンは一晩で$1000程稼ぐという話も・・・英語完璧でモデル級のルックスじゃないとダメでしょうが)

 

[デザイナーズ、古着、などの洋服屋、ショップ店員]

日系の洋服屋は限られていますが、アメリカ系でも英語が話せれば結構いけます。

生活の足しになる程度、と時給は安い所が多いので、ファッションの好きな人におすすめです。

特に奇抜な格好の方が受けが良かったりもします。そういう人にとってはとても楽しいバイトになるでしょう。

オシャレなことは大前提ですが、英語力もそれなりにないとダメです。お客さんの大半はアメリカ人です。

SSNがあって就労許可ももっていたり、FITやパーソンズの学生であれば、アメリカ系の大抵の服屋でも大丈夫でしょう。

アメリカ系でも、スカウトされたりして普通にSSNや就労許可なしでバイトできたりもします。

お店・能力などによって違いますが、一日$50~$100あたりが平均でしょうか。

 

[事務・オフィス系バイト]

日系会社での事務やオフィスのバイトも少ないですが、あります。

上記に挙げてきた様な体力を使う仕事ではなく、椅子に座ってできるバイトですね。

一般事務、経理、受付、翻訳、などオフィスワークが好きであれば、なかなか快適なバイトです。ぶっちゃけ楽でいいです。

SSNが必要な所も多く、お給料もチェックのところが多いかも。真面目でしっかりした人であれば、年齢はあまり関係ない感じです。

会社・能力などによって違いますが、時給$10~$20くらいが平均でしょうか。

 

[ベビーシッター・ナニー、ドッグ・キャットシッター]

子供好き、ペット好きの人には良いバイトでしょう。

ただしベビーシッター・ナニーはもちろん、NYのペットオーナーはペットに相当入れ込んでいるので(管理人も含む)、かなりの責任が

伴う、大変な仕事かもしれません。乳児やプリスクールの小学校入学前のお子さんの世話は、経験・資格がないと難しいかもしれません。

日本人でなければだめ、という住み込みナニーの募集もたまにあったりします。

ペットシッターは、散歩や餌やりから旅行中の世話全般など幅が広そうです。

 

メジャーどころと言えばこんな感じでしょうか。

もちろんこれ以外にも色々ありますね。ほんの一例ですが、

● 通訳

● マッサージ師

● ブランド品の買い付け

● エッグドナー(卵子提供)

● 新薬治験

● 新聞配達

● カフェ、食料品店

● モデル

● 引っ越し補助

● 日本語チューター

● 清掃・雑用

● ねずみ講

● エスコート系(=売春=違法です)

などなど。

 

しつこい様ですが、学生ビザ等、就労が禁止されているビザでのバイト(働くことでお金をもらう行為)は法律違反で罰せられます。